私達はしばらく抱き合ったあと、

ゆっくりと離れた。



お互い少し恥ずかしくて、赤らんだ頬は

暗闇のおかげで見えることはなかった。






「これからどうするの?」



ずっと気になっていたことを私は聞いた。



「うーん…帰ろうかな。」