そう、無意識に声に出してしまっていた。 「ほんとにきれいだ。」 「でも、貴方の方がきれいだよ。」 そう言ったのは、さっきの男の人。 「え?いやいや、何言ってるんですか〜もう〜。」 軽いジョークだと思って適当にあしらってしまった。 でも、あれ?どこかで聞いたような声…。