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はあっ、はあっ…はっ…
――私、走ってる……
走れ!
走れっ!わたしっ!
――思いっきり、走ってる!…ウソみたい!
はあっ、はあっ…!
早く、もっと、もっと、早くっ!
このままじゃ、追いつかれちゃう!
――すごい…こんなことができるなら…
――できたなら…
もう、あんな人たちの、言いなりになんか絶対にならない!
嫌っ!
絶対に嫌っ!
先生と約束したんだから!
暗い夜道を、わたしは逃げる。
追いかけてくる、あいつらから。
――私は逃げた、大河から…
だから、お願い…
“先生…?”
“凪紗…”
――なんで…、どおして!
“いや…、見ないで!”
“見ないでっ!先生っ!”
――見ないで、大河。こんな、惨めな私を……
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