私達は楽しい学校生活を過ごし、日にちが経って修学旅行も終わり、さらに月々が経っていき私達は高校三年生になった。

受験生となった私達はこれからどんな進路にするのかを考えていく。
私は就職を考えているが、遥香は大学。
別々で寂しいと思ったが人それぞれだから仕方ない。そう思った。

遥香:楽しい修学旅行が終わったら次は受験...面倒〜でも頑張らないと!ねっ、加奈ちゃん!
加奈:はい。

もう遥香とこうやって一緒に居られるのはあと来年の春まで....正直、嫌だずっと一緒にいたい!そう心の中で叫んでいた。

一ヶ月後...私はこのままで良いのか、悩み休日に私は遥香を自分の家に呼んだ。

遥香:お邪魔します。

遥香は挨拶をし自分の靴を揃えて私と遥香は私の部屋に向かう。

加奈:あのね..実は大事な話をしようと思って....
遥香:大事な話?何?

遥香は私の顔をしっかりと見つめ、話を聞こうとする。

加奈:あのね、私達もう高校三年生..受験生で高校を卒業したら学校に行けなくなって私達はそれぞれの道を歩んで離れて行くでしょ?それは仕方ないこと..なんだけど、実は私..中学の頃が私にとって最高な日々だったけど高校に入ってから中学の頃の友達にメールを消されて...だから仲が良いのはその時だけなんだなって思ったの....だから、今回も私..心配なんだ...高校を卒業して別々になった時、遥香が私のメールを消して私の事なんてどうでも良い用に感じて私から離れて行くのかなって....

私はずっと不安にもっていた悩みをついに遥香に言葉にした。
遥香はビックリした表情を出した後、少し考えている様子になっている。

遥香:..確かに高校を卒業したら私達は別々になって今までみたいにまた明日。って出来なくなるかもしれない...けど、安心して?私は絶対離れていても加奈ちゃんを見捨てない。絶対また会える!そう信じているから。それに私だって私から加奈ちゃんが離れて行って連絡も取れなくなったら嫌だよ〜
加奈:本当?
遥香:うん。本当。大丈夫たったの二年間だったけどこの二年間の私達の友情は変わらないよ。

遥香は優しく微笑みながら言う。
私はそう言われ、安心した。
私にとって..本当の友達は遥香。そう改めて思った。
ここまで私の事を想ってくれている。そう思うと涙が溢れてきていた。

遥香:もう加奈ちゃん、泣かないでよ〜
加奈:ごめんね..でもこれは嬉し涙。遥香、ありがとう。
遥香:えへへっこちらこそだよ!

私達は微笑み合った。