ず っ と 。



自分でもおかしいと思う


それでも、縋るように

「先生、助けてください」

なんて言ってしまった



「うん、もちろんだよ」


子供みたいに泣きじゃくる私の頭にそっと手を置いて、先生は優しく頷いてくれた


私はずっと
誰かにこんなふうに 触れてもらいたかった