ず っ と 。



いつの間にか眠っていたみたい


夢を見た

と言うより、今 夢を見ている



何度叫んでも声にならない

痛覚は感じない それでも恐怖は鮮明に感じる



すぐにこれは夢だとわかった


それなのに、痛くないのに、苦しい


全身が焼けるような感覚


これは夢なのに

はっきりとわかっているのに



息ができない


おかしい 夢の中のはずなのに、





『 ……ちゃん!』


『 初花ちゃん、初花ちゃん!』