だから危ないことと言われても大歓迎



それで零央さんの隣にいれるなら...私はそれでいい



どんな試練にだって打ち勝ってみせる




咲愛「あの人のそばにいられないことの方が死にかけることよりよっぽど苦しいのよ

まだ子供にはわからないかな?」



真くんは、うん、でもねと話し始めた



真「確かにわからないけど、どちらの意見も正しいと思うよ

この世に正解なんて、絶対なんて存在しないんだから」



この子もしかして病んでる?


この年でそんなこと言っちゃうもの?



私この年ならまだ可愛げがあったと思うんだけど...




零央「咲愛...」




真くんと話しているうちに零央さんが戻ってこられた



真くんは気を利かしたのか部屋から出て言った



零央「もしかしたら咲愛、君は死ぬかもしれないんだよ?

人質にとられることだってある

それでも俺のそばにいてくれるというのか?」