そう言って零央さんは出て言ってしまわれた



それと入れ違いに真くんが入ってきた




真「お姉さん、零央さんがなにしようとしているのかわかっているんでしょ


でないと別れるといわれてあんなに落ち着いてなんていられないでしょ」



この子は...よくわからない子ね



子供らしいと思えば急に大人びてて



まぁ、法務大臣のご子息だからね



英才教育で頭はいいんだろうけど...




咲愛「ええ、まぁ、なんとなくだけどね


別れる決断をするほど危ない仕事なんて公安特有の違法捜査しかないでしょう?


その中でも特に危ないといえば...」



真&咲愛「潜入捜査」



え、真くん



真「じゃあこのまま別れるの?」



まさか



咲愛「その選択肢は私の中にはないわね

隣にいられないことの方がよっぽど悲しいし寂しいし不安だもの

それに危ないことなんて、今更だしね

警察のトップと国のトップの孫よ?

今までだって散々危ない目にあってるもの


死にかけたことだってあるくらいだしね」