ようやく手に入れた大切な人なんだ



事件に巻き込んで危ない目には逢わせたくない



だけど...咲愛がいない生活はおそらく俺には無理だ



どうすればいい?どうすれば...



そんなことを考えているうちに真くんの家に着いた



咲愛を起こすか



本当は悲鳴をあげるほど怖い夢を頻繁に見るという咲愛が寝ているのを起こしたくない、だが、、、俺達が真くんを連れ回した以上謝罪しなければならないからな



零央「咲愛、咲愛、、、咲愛」



ダメだこりゃ、全く起きない



真「日高さーん、お母さんに少しお茶でも飲んで行ってもらいなさいって言われたから来てよー!」


んー、どうするか...



いくら秋とはいえ夜の車の中は寒すぎる



かと言ってエンジンのかけっぱなしは危ない...



仕方ない、、、咲愛は寝ているが一緒にお邪魔させてもらおう


俺は咲愛を横抱き...所謂お姫様抱っこにしてあがらせてもらった