私とあなたと探偵と暴走族

私たちはご飯をすぐに食べ終わってしまった



あんだけ作ったのにすぐになくなってしまうなんて...



男性の胃袋恐るべし...なーんてね




咲愛「片付けしておきますので零央さん達はお話してきてもらっていいですよ?

客間が空いているはずですから」



零央「ありがとう」



あ、そうだ



咲愛「零央さん、客間の冷蔵庫にジュースとコーヒーが入っているはずなので出して飲んでください

コップはこちらをどうぞ」


私はそう言ってお盆にコップをのせて手渡した



零央さんはありがとうと言って2人で客間へ向かっていった



はぁぁあ




やっぱりダメねー、どうしても男の人を前にすると距離をとってしまう...



零央さんはあんな奴らとは違う、そんなこと出会って2日目の私にでもわかる



だけど...やっぱり、怖いものは怖い



こんな調子で本当に結婚なんてできるのだろうか...