だけど流石に熱もあったためそれを理由に休ませようとすると誰かが来たことを伝えるインターホン



誰だろうと思いながら玄関を開けると灘女の制服を着た女の子．．．



零央「どちら様ですか？」



仕事用ではない人当たりの良い青年を演じる



美緒「あ、え、っと、澤野美緒です

西條、じゃなくて西崎咲愛さんのお宅に伺いたかったのですが、間違えてしまったみたいですね、すみませんでした

失礼します」



そう言って帰っていこうとする咲愛の友人



零央「ここが咲愛の家だよ

僕は咲愛の婚約者の日高零央


咲愛のお母さんから聞いてない？」



そう言うと美緒さんはそういえば．．．といいながら戻ってきた



美緒「咲愛はどこですか？


呼んでもらえますか？」



う〜ん、今日は休ませるつもりだからね



零央「一緒に行ってくれるのはありがたいんだけどね、今日咲愛熱があるみたいだから学校は休ませることにしたんだ


ごめんね、せっかく来てくれたのに」