〜春馬side〜
俺の腕まくらに包まれるように、そっと寄り添ってくれるナツ。
「ヤバいな…俺、学校で思い出しちゃいそう。」
そうポツリと呟いた俺に、ナツはフフッと笑う。
よかった。
どうやら、身体は大丈夫そうだな。
ナツの初めての相手が俺だっていうことの喜びと…
純粋で汚れのないナツを変えてしまうのではないかっていう恐怖が入り混じっていた。
好きな女抱くのって、こんなに緊張したっけ…?
それくらい、手が震えたんだ。
大事に、大事にしたい。
そんな想いが募った結果なのかな。
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