さっきも鎖骨まではキスされたけれど…




その先は、もちろん初めてで。





「…あっ………」




自分でも驚くほど甘い声が出てしまう。




胸の谷間まで唇を這わせた後、春馬くんが私を見つめながら呟いた。




「…やべぇ。俺、何かイケナイことしてる気分。」




そんな春馬くんを見つめ返すと、恥ずかしそうに目を逸らした。




「そんな格好しながら、見つめないで。……マジでヤバいから。」




そんな格好って…



「脱がせたの、春馬くんだし…」




そう言って笑うと、春馬くんが自分の服を脱ぎ捨てた。





引き締まった身体が露わになる。





そのセクシーさに、私も思わず目を逸らしてしまった。