ーチュンチュン

二人はいつのまにか寝ていた。朝早く先に目が覚めたのは春乃だった。


ー大輝兄ちゃんまだ寝てるー



春乃は大輝の寝顔を見ながら心に秘めていた思いがつのり‥‥

ーチュッ



ー私、何を‥‥っー
春乃は走って家を飛び出した

.*・゚ .゚・*.


ー?なんか今唇に‥‥
だめだ目を開けたらいけないやつだ!ー

俺はどうしたらいいのかわからず狸寝入りを続けた。

ードタドタドタ ドンっ!

ー春乃?ー

「おいっ!ちょっと待て!」
俺は走って春乃を追いかけた。

やっとのことで腕を掴んだ
「春乃!待てよ!」
「大輝兄ちゃんどうして‥ っ‥‥!」
「どうした?」
「チャック‥‥あいてるっ‥‥」

ーん?(チラッ)あああああああ!ー
ージーッ

「よしっ。なんで逃げるんだ?」
「よしって‥‥。なんでもないよ」
「俺、実はあの時起きてたんだ」
「えっ‥‥じゃあ分かるでしょ!?私の気持ち!なんで聞くの?」

大輝は春乃を抱き寄せた


「お前は忘れてるかもだけど、俺はずっと一緒にいると約束した時から好きだったんだ。ずっと‥‥」
「大輝兄ちゃん‥‥」

春乃は大輝を抱きしめ返した
「忘れてない。覚えてるよ。」


゚・*:.。..。.:+・゚゚・*:.。..。.:+・゚


それから2人は付き合い始めた