びちょびちょの制服をハンガーにかけ
シャワーを浴びた

「あとで、ばぁばのところにもってこ」

私の祖母はクリーニング屋だ

びちょびちょの制服だってあっという間に
元どおりになる

シャワーを浴びて部屋にもどって

ベットにダイブする

冷静になったってもう気づいていた

「私…理タに恋したんだ」

そんな私の独り言は雨と雷の音に

かき消された…

そして気づいたら眠っていた

目を真っ赤に泣き腫らしたまま…