「…で?何があったの?」
「昨日塾サボったの…。同じ塾の秀才イケメンに誘われて…。」
「え、誰ソレ、聞いたことないし」
「そりゃそうよ、特に進展ないもん」
手繋いだだけだしと付け足した茉央
「で、なんで健人は怒ってたのよ」
「それがね、昨日健人に放課後誘われたの。遊びに行こ〜って。でも塾だから断ったのよ。もちろんその時は真面目に行くつもりだったし。でも誘われたからサボって遊んでたらその秀才イケメンと一緒にいるとこ見られて…。」
「で…学校にきたら怒られたと…?」
「そーいうこと〜。」
「あ〜なるほどねぇ笑」
私はすぐにわかった、健人が嫉妬したって。
人には鈍感鈍感言うくせに
茉央が1番鈍感なのも知っている
そして茉央が落ち着いてきた頃
大雨が降りだした
「やっば!由依行くよ!」
茉央はそう言うとまるで風のように
走って先に行ってしまった
「昨日塾サボったの…。同じ塾の秀才イケメンに誘われて…。」
「え、誰ソレ、聞いたことないし」
「そりゃそうよ、特に進展ないもん」
手繋いだだけだしと付け足した茉央
「で、なんで健人は怒ってたのよ」
「それがね、昨日健人に放課後誘われたの。遊びに行こ〜って。でも塾だから断ったのよ。もちろんその時は真面目に行くつもりだったし。でも誘われたからサボって遊んでたらその秀才イケメンと一緒にいるとこ見られて…。」
「で…学校にきたら怒られたと…?」
「そーいうこと〜。」
「あ〜なるほどねぇ笑」
私はすぐにわかった、健人が嫉妬したって。
人には鈍感鈍感言うくせに
茉央が1番鈍感なのも知っている
そして茉央が落ち着いてきた頃
大雨が降りだした
「やっば!由依行くよ!」
茉央はそう言うとまるで風のように
走って先に行ってしまった