「…い!由依ってば!!」

「え?!あっなに?!」

「なに?じゃないよ〜何ボーッとしてんの」

「…茉央はさ〜健人とした?」

「は?!え、由依ったら何聞いてんのよ!」

うん、この様子だと間違いなく"黒"だ

「なに、由依はまだなの?」

「うーん、そんなところ〜」

「うーん、こうなったらあれだ!修学旅行の時理タの部屋に行っちゃえば?」

「え?!」

茉央はバカなのか?先生にバレたら殺されるし、それに私が理タの部屋に行ったら健人も同じ部屋にいることになる。

だって理タと健人は同じ部屋だもの

「大丈夫だよ!私も健人の所にいくも〜ん」

いやいや、だからそれが問題なんだよ


「もう!それじゃあ健人と理タが同じ部屋なんだから結局私と理タと健人と茉央の4人でいることになるでしょ!」

「あっ!そっか!あっ!なら私たちの部屋に健人を呼んで健人たちの部屋に由依が行けば問題ないね!」


っていうなんとも危険な計画が茉央によってつくられて半ば強制的にもちろん先生には内緒で理タと私、茉央と健人で別れて寝ることになった