"由依side"


あれから一度目を覚ました私

まだそんなに時間は経ってなくて

それどころか風邪をひいたのか

暑くてだるくてくらくらする

「…もう一回寝よ」

下に降りて体温計とスポドリをもってくる体力なんてこれっぽっちも残ってなくてわたしはそのまま眠りについた