「あんた由依になんかしたの?」

「わかんねーんだよなぁ」

池野に聞かれたが今回ばかりはマジで
わからない

「幼なじみでもわからないこともあるのね!あんたらいつもお互いのことわかりあってるように見えるから笑」

「確かになぁ〜。なんで今回はわかんねぇーんだ。あれはプリンとかじゃ直んねーぞ」

「お前な〜。いつも由依に甘いの与えとけばいいって訳じゃねーんだぞ?」

クソ馬鹿な健人にまで言われるとは。

「あら、あんたたまには良い事言うじゃん」

「たまにはってなんだよ。いつもだろ」

「ってかお前ら仲直りしたんかよ」

「とっくにしてるよ〜」

「ってか俺ら付き合うことになった」

はぁ?!健人に先越された?!

「あんたも早く由依に告りなさいよ〜。案外由依が泣きそうな理由近くにあるかもよ?まぁわたしもそれとなく聞いてみるからさ」

「あぁ…よろしくな」

「お前ほんとに心当たりないんかよ〜」

「あったら苦労してない」

ってずっとゆ〜が泣きそうになってた理由を考えていた



そしたらあっという間に放課後になった