人気者の上原はいつも不機嫌




「………色々、ごめんね。
巻き込んじゃって。」


しばらく歩いたところで須藤くんに謝られた。


「そ、そんな……!
須藤くんは悪くないから!悪いのは上原だし。」


そうだ。


上原が昨日、私を送らなければこんなことにはなってなかったのに……!


「海斗にはきついんだね。」


「だって上原のせいでこんなことになったようなもんだし……!


そもそも須藤くんはあんなやつといてしんどくないの?私だったら耐えられない。


上原がトップとか、絶対ついていかない。」


そうだ。
よくみんな上原に従うよね。


なんて思っていたら………



「海斗は、トップに立つべき人間だよ。」



と須藤くんが落ち着いた口調で言った。