「あとはお前も一応夏帆を傷つけてるからな?
簡単に俺にキスされて、本性も知ってる。
夏帆が知ったらどう思うだろうな?
彼氏と、えっとお前は親友だっけ?
そんな2人に裏切られたって思ったら……」
「………う、うるさい……!
絶対これ以上夏帆を傷つけないで!」
上原がこんな最低な人間だなんて知らなかった。
というか、知りたくなかった。
「さぁどうだろ?
どうなるかは全部俺次第だからな。」
また、叩きたくなったけど手首を離してくれず動けない。
「他の女に手を出そうが、夏帆を傷つけようが俺の勝手だから。」
他の、女に手を出す……?
それって私のこと?
それとも………
「ねぇ、他の女ってどういうこと?」
「さすが。
結構鋭いんだな。」
わざとらしく笑う上原に腹しか立たない。



