だ、だって……!
上原がそんな私のこととか周りを観察していたなんて!
「おい、聞いてんの?」
「じゃ、じゃあ言わなきゃいいんでしょ!
わかったからあっち行って!」
なるべく上原と近づきたくない。
「お前……なんで慎也は平気なのに俺は無理なわけ?」
「須藤くんはいつも通りだから!
あんたが豹変しすぎて無理なの!」
あんなヘタレがこんな俺様なんて想像もつかなかったわ!
まんまと騙されてた!
「そもそもなんでヘタレバカを演じる必要があったのよ!
普通に昨日男の人たち殴ってたし、もう信じらんない!」
まさかあんな強いとは誰も思わないじゃん。



