強がってるけど怖いから、須藤くんから離れない私。
絶対嫌われるよこれ。
でも怖いものは怖いからこうするしかできない。
「お前、本物のバカだな。」
すると上原はまた私のことをバカと言ってきたのだ。
「何がよ!?
私、正しいことしか言ってないから!」
そしたら上原は私に近づき、目の前でしゃがみ私をじっと見つめてきた。
だから、シャツを掴む手に力が入ってしまう。
きっとそこだけしわができちゃうけど、今はそれどころじゃない……!
「お前のポジションわかってんの?
学年1の秀才、女子からも男子からも信頼が厚い、その上俺との関わりが深い人間が昨日のこと話したら信じる確率の方が高いに決まってるだろ。
信じなくてもこれから俺らをみる目が多少は変わられる。それが面倒だから。」
まさか上原からそんなこと言われるとは思ってなくて、驚きのあまり固まった。



