人気者の上原はいつも不機嫌




「い、いきなり何よ!」


私は思いっきり上原を睨むと、いつもみたいな上原はいなくて悪そうに笑う。


「お前に口封じしないといけねぇと思ってな。」


口封じ………?


「もしかして昨日のこと?」
「それ以外他に何があるんだよ。バカかお前。」



バカ。


上原にそう言われ、イラっとくる。


「あんたの方がバカなくせによくそんなことが言えるわね!」


「まあ、俺はお前に感謝してるかな。


お前のおかげで俺はバカなキャラを演じれたようなもんだ。」


…………は?
バカなキャラを演じれた……?


「ふざけないで!
何今更言い訳して………」


「言い訳?
俺はお前がわからずに止まってた問題も全部わかってたけど?


そんな問題もとけねぇのかよって内心、バカにしてたから。」


う、嘘だ………!


じゃあこの間、勘で言った答えが合っていたのは本当はわかってたっていうの……!?