人気者の上原はいつも不機嫌





その予感通り、バイクは私たちの近くで止まり全員が降りてきた。


「……どうも。
この間は俺たちの仲間がお世話になったみたいで?」


「その女は彼女かなぁ?
女守りながら戦うって手間取りそうだ。」


刺青の入った男2人が誰かに話しかけてる。


女……は、私しかいない。


じゃあもしかして男たちが話しかけてるのって上原!?


急いで上原に視線を向けると………



昨日のような、怖いくらい冷たい瞳でじっと前の男たちを見つめていた。



あまりの怖さに、前の男たちより上原を見てゾッとしてしまう。


「う、上原……?」
「………ちっ。」


え……?
今、上原が舌打ちしたの……?