人気者の上原はいつも不機嫌





『おおっ、ついに海斗にも春が来た……!
お父さん嬉しいぞ……!!』


『なんだよ海斗、それってどういうことだ?』



たまたま仲間たちと集まってる時に連絡がきて、なんとなく見ていたらその現場を優斗さんと誠さんに見られてしまった。


『いや、別に。
たまたま会ったっていうか。』


なんとなく、美月と会った経緯を話す。


『で、海斗は好きなの?
美月ちゃんのこと。』


優斗さんにそう聞かれ、本気で返答に悩んだ。


『好き?
俺そういう気持ちわからないんで。


それにまだほとんど会ってないし……』


『その容姿なのに本当にもったいないよな。
慎也もだけど。


なあ、慎也!
お前今度合コン参加しよう!』


『すいません、絶対嫌です。』


優斗さんが慎也を誘うが、すぐに断られ落ち込んでいた。


慎也がそういうとこ行くわけないのに……。


それでも誘う優斗さんも優斗さんだ。


『本当にお前って合コンワード好きだよな。
女いるくせに。』


『あっ、誠それ僻みだろ!
自分は女いないからって……』


『………で?
海斗はこれからその女とどうするつもりなんだ?』


どうする、つもり………。


まだ後ろで誠さんに対し


『図星で話変えたんだろ!』と言う優斗さんを俺も誠さんも無視しながら話を進める。


『慎也ー!
俺はみられてるんだけど。


慎也もこっち来いよ。』


『いや、そういう話好きじゃないんで。』


明らかに女嫌いを表に出していた慎也に、それ以上優斗さんは慎也に迫らず、今度は俺をからかってくる。