人気者の上原はいつも不機嫌





「本当は2人を応援するべきだった。
でもできなかったの。


大好きな2人が一気に失うと思ったら。
本当は、失うとかそんなことないのに……


私は、親友の真菜よりも海斗くんをとったんだよ?


真菜に諦めてもらうため、わざと海斗くんとあったことを話して傷つけた。


全部、全部知っててやってた。
ひどいでしょ?最低でしょ?


本当の私はね、こんなに醜い女なんだよ………」


その瞳から、涙がこぼれ落ちる。


「だけど、どんなに海斗くんにすがっても
4人でいる時私と3人の間には壁があったの。


辛かった、寂しかった。
そう思ってしまうこんな自分が嫌だった……!」




知らなかった夏帆の本音。


私が、夏帆に話さなかったから
疎外感を感じさせてた。




私は首を横にふる。


「夏帆は醜くなんてない。
悪い人なんかじゃなよ。


ごめんね、私が隠してたから
夏帆に辛い思いさせたよね………」


「違う、その言葉がほしいんじゃない。
もっとけなしてよ。


最低だって怒ってよ……!
じゃないと余計、自分が小さな女に思えて嫌なの………」


けなす?
怒る?


そんなこと、するわけない……。



「本当に最低なら、わざわざ私に対してこんなこと言わない。


話してくれただけで、もう十分なの。
夏帆は悪くない、最低じゃないんだよ。


ごめんね夏帆……」



だからどうか、自分で自分を傷つけるのはやめて………?