「は?明里が……?
今日早く帰ってくるって言ってただろ。」
上原も驚いた顔をしていた。
「だから心配で……!
あの子に何かあったら………!」
上原のお母さんがほぼ、泣きかけていた瞬間………
須藤くんと、上原の携帯がほぼ同時に鳴った。
その瞬間、何故か嫌な予感がした私。
2人ともスマホの画面を見てから、ためらいもせず電話をとった。
「………そう、わかった。
すぐ向かう。」
少しして須藤くんはすぐ電話を切った。
そして上原を見ていたけど、上原の顔は強張るばかりで笑顔は無くなっていた。
そんな上原を見るのは初めてなのだろう。
両親ともに驚いたような、複雑な表情で上原を見ている。



