人気者の上原はいつも不機嫌




「どういうこと………?」


洸哉は優しい雰囲気を出して笑っているけど、その笑顔が少し怖い。



「なんでって………もっと喜んでよ。
やっと俺と再会できたんだし。」



喜んで?
洸哉は本気で言ってるの?


「ふざけないで。
いいから早く説明してよ。」


やっと、思い出した。


私は須藤くんを追いかけようと家から出たんだ。


その時に突然後ろから口元を何かで覆われて、そのまま意識を失った。


それで目が覚めたらここにいた。



早く、須藤くんのところに行って
話をしないといけないのに。



そしたらそんな私を見て、洸哉は悲しそうな表情をした。


だけどそんな表情でさえも、ひどく怖いと思って……



「可哀想に。
真菜は洗脳されていたんだね。


大丈夫、もう俺がいるから。
怖くないよ?」



洗脳?


さっきから洸哉は何を言ってるの?


洸哉は何を考えているのか私にはさっぱりわからない。