人気者の上原はいつも不機嫌





やっと上原が私の首筋から離れるけど
まだそこは痛んだ。



そんな上原が私を見る。



だから思いっきり睨んでやった。


「………最低。
なんでこんなことするのよ……!


上原なんてもうきら………んっ…!」


嫌い。


そう言いかけた時、今度は深く唇を塞がれ何も言えなくなる。



強引で、きつくて、深くて


息ができない。



私は何もできなくて
いつもと違う上原が怖くて



もう、限界で。




………その時、目から涙がこぼれ落ちた。




それとほぼ同時に


ガラッと、教室のドアが開いた。