「絶対痛い目あわしてやる。」
「お前にできたらいいけどな。」
やっぱり見下すように見てくる。
悔しい……!
こんなやつに私は負けてるのか。
それが信じられない。
まあでも、中学の時は優等生だったらしいけど………。
だから勉強はできるのか。
家でもある程度やってるのかな。
そもそも元が賢いのか。
要領がいいってやつだね。
「………で、お前は最近どうなんだよ。」
「は?」
どうって………どういうこと?
理解できなくて聞き返すと
「慎也と。」と付け加えられた。
その瞬間ギクリとし、思わず顔に出てしまう。
「……へぇ、結構いい感じなんだ。」
そのせいで、上原には伝わったようで
そんな冷たい声で言われた。
どこか不機嫌そうに見えるのは気のせい……?
いや、気のせいだよね。
だって上原だって夏帆といい感じだろうし。



