人気者の上原はいつも不機嫌





大丈夫、夏帆を誘えばいい話で………



「ごめん、今日は無理なんだ。
お母さんに早く帰ってきてって言われてて……」



それさえも見事に撃沈。


もう笑うしかないよね。
このタイミングの悪さ。


いや、でも須藤くんが来るまでの話だから……!


それでも上原と2人きりは文化祭以来、全くと言っていいほどなかったからやっぱり不安。



それでも意識せずに“いつも通り”でいい、だなんて思ったりして。


きっと上原もそうしてくれる。


っていうかそもそも上原自身
もう私のことなんて何とも思ってないはず。


モヤモヤする気持ちは変わらないけど


これが引きずってるか、って言うのにはどこか違う気がする。



そんなことを考えながら
私は放課後になるのを待っていた。