ーー「あれ、真菜。なんか雰囲気変わったね!」
………学校について、教室に行き自分の席に座ると夏帆がやってきた。
女の子は変化に気づくのが早いようで……!
マフラーをとって、髪を前にして
入念に見えないようにしたから大丈夫なはず。
「髪を前にやってきただけだよ。
そんなに変わる?」
「うん!
なんか違うなーって。
でもそっちも似合うね!」
にこーっと笑う夏帆は、何も勘付いておらず安心する。
あまり気にしてると逆にバレるから、自然に……自然に………!!
「本当?
ありがとう。」
と笑顔で返し、それからも夏帆と話していたらチャイムが鳴り授業が始まる。
そして時間は過ぎていき、順調だと思っていたのに………
「あ、小野田。
今日上原の勉強見てやってくれないか?」
ここにきて先生は私に試練を与える。
なんでこういう日に限って……!
「実は今日までに提出の課題を上原に渡したんだけど、今日先生は用事があって見れないんだ。
用事の前にも須藤と話があってな。
だから完璧見れないんだよな。
だから採点して、間違ったところ教えてやってほしい。」
えっ、嘘……!
須藤くんも最初はいないってこと……!?
なら課題提出の日を伸ばしてよ。
……なんて、言えるはずもなく。
わかりましたと答える。



