人気者の上原はいつも不機嫌




それから少しして、お父さんと須藤くんがリビングへと戻ってくる。


と、思ったら………


「せっかくだし、真菜の部屋でも行って2人で話してきたら?」


「………え?」


お母さんが突然そんなことを言い出した。


もしかしてさっきのことで絶対気を遣ってるよ!
最悪だ……!



「い、いや別に部屋で行く必要はないと思う……!」



お母さんに須藤くんが帰った後、笑われそうな気がして否定する。


別に2人になりたいわけじゃなかったし!



「じゃあお父さんが慎也くんを部屋まで案内してあげよう。」


「はぁ!?わけわかんないんだけど。」



ていうかお父さん、すっかり須藤くん気に入ってるし……!!


部屋は気が向いたら片付けてるし、綺麗だから大丈夫なんだけど無理に2人きりになる必要ない。


それに須藤くんだって私と2人きりになったところで嫌なはず……!