そして全員が食卓につく。
いつもと違ってイケメンの須藤くんがいるだけで場の空気は変わった。
とにかく存在感がすごい。
「…………慎也くん、魚はよく食べるのかね?」
「魚、ですか?
たまに食べますね。」
たまに……。
お父さんがそう聞いて、驚くのも無理はない。
須藤くんはまるでみんなの見本のようで、魚の食べ方も完璧だし
食べ方まで綺麗。
箸の持ち方とか何から何まで。
その上この容姿だし、お母さんなんかすっごくデレデレで見てるし。
恥ずかしい。
今すぐ逃げたいんだけど。
「まずは合格だな。」
「………?」
お父さんに見定められてるとは知らない須藤くんが、少し困ったように笑う。
ほら、もう須藤くん困らせてるよ2人とも……!



