人気者の上原はいつも不機嫌




「……小野田さん、まだ時間大丈夫?」
「あ、うん……大丈夫だよ。」


「良かった。
今雨ひどいから、もう少し落ち着いてからにしようか。


適当に座っていいからね。」


須藤くんは優しく微笑んで言い、キッチンの方に行ってしまった。


すごい、気を遣わせてる……!!


なんか今度お礼とかしないといけないレベルだよ!


だってこの後も送ってくれるし、そもそもいつも送ってもらってばっかだし………!


とりあえずソファに座る。


改めて見ると、この家広いなぁ……。


マンションだけど、余計なものは置いてなくて白系の落ち着いた色合い。


全く散らかってないし、綺麗。


ここで須藤くんはお父さんと二人暮らししてるんだろうか。



その後、飲み物を出してくれた須藤くん。
そして私の横に座る。



距離が縮まり、少しドキドキする。


い、一応男の人と2人きりなわけで……!


それに須藤くん、手慣れてるみたいだし。
まあ大丈夫だろうけど!


こんな色気もクソもない人間に誰が女として見るかっての。