ーー「どうぞ。」
「ご、ごめんね、
お邪魔します………」
少し緊張しながら、玄関に入る。
家の中は想像通り綺麗に整頓されていて、廊下に物など何もなかった。
シンプルな白が目立つマンションの一室。
………実は今、須藤くんの家に来ています。
その理由はというと
猫カフェを出て、駅に向かってる最中に
突然の大雨はやってきた。
駅より須藤くんの家が近く、すでに濡れてしまった私たちは
須藤くんの家へとやってきた、というわけである。
い、いや別に須藤くんがそんな簡単に手を出す人とかそんなこと思ってはいない。
だけど遊び人だったこともあるから、少し緊張はしてしまうのだ。
いや、大丈夫だろうけどさ!



