「え、もしかしてそっちの方が良かった?」
「そんなわけないでしょ……!
須藤くんって結構重症なんだね!」
ここまで変態だとは思わなかった!
というか本当に遊んでるんだな、色々な人と。
改めてそれが実感させられる。
でも今はやめたと言ってたよね。
あ、そういえば………上原は今も遊んでるんだろうか。
この間は時間がないって言って、遊んでなかったらしいけど今はわからない。
やっぱり嫌だなって、思ってしまう自分がいた。
だめだ、気にするな私。
あいつは女を弄ぶとんでもないやつだ。
前の私はそう思っていたじゃないか。
「………傷つくなら、忘れたらいいのに。」
ふと、トーンを落とした低い声が私の耳に届いた。
珍しく、須藤くんに笑顔はない。
というかこんな真剣な表情は初めて見たかもしれない。



