人気者の上原はいつも不機嫌





ーー放課後




電車に乗った後、私は降りたことのない駅に降りた。


そして須藤くんの後ろについていく。


「今からどこにいくの?」
「……ここ、俺の家の近くなんだけどこの間たまたま見つけたんだ。」


「見つけた?」


「そう。
休日は結構混むぐらい人気なんだって。」


混む、人気………



なんとなくどこかわかった。


「もしかして、私のために?」
「どうだろうね。」


言葉を濁す須藤くんだけど、やっぱり私を元気づけようとしてくれたのか。


やっぱり優しい。
須藤くんはなんでこんな私に優しくしてくれるんだろう。



………そして着いたところはやっぱり予想通り、猫カフェだった。


今回はまた違う場所で、前のところより広い。


これを見つけて、私を連れて行こうって思ってくれたと考えただけで心が温かくなった。