人気者の上原はいつも不機嫌




「真菜ちゃーん!
これ、どうしたらいいかな?」


その時、誰かに呼ばれてはっと我に返る。


何私は上原のこと考えてるんだ。
今は仕事に集中しないと……!



「あ、今行くね!
夏帆、ちょっとだけ抜ける!」


「ゆっくりでいいよー?
私がやっとくから。」



夏帆はふわっと可愛らしく笑った。
うわぁ、天使……!


でもペンキを水で薄めてパックに移す仕事は服が汚れてしまう可能性もあるため、夏帆になんかさせてられない……!



急いで呼ばれた所に行く。


「あ、これはね。
カッターで真っ二つにしてほしいんだ。」


「あ、そうなの?ありがとう。
でもできるかなぁ。」


……あ、そうか。
結構かたいもんね、ダンボールって。


「あ、じゃあそれは私やるから他の仕事頼んでもいい?」


まぁ私ができなくても、家に持って帰ってお父さんに頼めばいいし。


ダンボールをもらい、代わりにいたにペンキを塗ってもらうことにした。