「なんでこんなに可愛いの?」
「か、可愛くなんてない、から……!」
さっきから私たちの会話を聞いてる人たちが、なんかこっち見て騒いでるんだけど……!?
見られてるのがめちゃくちゃ恥ずかしい。
上原は盛大に私のことをバカにして私の反応楽しんでるけど、須藤くんは褒めて反応を楽しむタイプなの……!?
こんなイケメンにお世辞でも可愛い言われたらそりゃ照れるわ。
気絶する子も絶対出てくるよ、本気で。
そしたら須藤くんがゆっくり近づいてきて、逃げ場のない私はどうしようもない。
この間みたいに、また優しく額を合わせられる。
そしたら恋愛映画でも観てるかのように女子のきゃー!って声が聞こえてきた。
ち、近い……!
まさかのこんな場所でキスされるの私……!?
絶対嫌だよ、キスされるのも見られるのも恥ずかしすぎて死ぬよ私。
「須藤くん、ち、近いから……!
みんな見てるから……!」
「他にも恋人同士いちゃついてる人もいるって。」
「でも何人かの女子、こっち見て騒いでる……!」
「そうだね、目が輝いてた。じゃあ尚更期待に応えてあげないとね?」
き、期待に応えないとって、本当に無理だから!
ドキドキしすぎて心臓が破裂する!



