人気者の上原はいつも不機嫌




「お前がなんでそんな顔する必要あるんだよ。」


そんな顔って……。


「だって、私知らなかったから。
洸哉がそんな裏を隠してたなんて。


気づいてあげるべきだったのに………」


きっと、暴走族に入るまでに


総長になるまでに
色々なことがあったはずだ。



「………でも、もう今更遅いから。
こうなったからには國崎には近づくな。」



近づくなって、言われても………



「ねぇ、喧嘩とかせずに洸哉と話し合って解決はできないの?」



やっぱり洸哉と2人が喧嘩するところなんて見たくないし、してほしくない。


「それは無理。」


だけどきっぱりと上原に否定され、私は須藤くんの方も見るけど………


困ったような笑顔を浮かべ、


「それはできないかな。」
と、返されてしまった。