人気者の上原はいつも不機嫌




「俺も、驚いたな。
だって海斗の元に向かったら小野田さんがいたから。」


違和感は感じる。


だけど、どこが変かって言われてもわからないからいつも通り接する。


「あの時は私も、驚きすぎて頭追いつかなかったんだよ?


まさか須藤くんがバイクから降りてくるなんて想像もつかなくて………!」


あの時は信じたくなくて、逃げちゃったんだよね。


「須藤くんは次の日の学校でもいつも通りなのに、上原は人格が変わってたし。」


「海斗は表裏が激しいからね。」


………そう。
表裏が激しいからからこそ、衝撃が増したんだ。




………2人で話していると、あっという間に家の近くへと着く。


今日は色々あったな。


なんて思いながら家まであと少しの距離を歩いていると………


「………やっぱ、ダメだ。」
「えっ………?」


突然、須藤くんが立ち止まった。


さっきまで普通に話していたのだけど、いきなりどうしたんだろう………。


そりゃ、少し違和感は感じたけど………。