そしたら今度は私の元にやってくる猫。
「みゃー。」
と鳴き、さっきの威嚇さはもうない。
「モカもお姉ちゃんのこと気に入ったんだね!
モカ、可愛いでしょ?」
ぱあっと、明るい声で話し始める明里ちゃんも相当可愛いんだけども。
なんて考えながら私は猫を撫でる。
そしたら須藤くんと猫カフェに行って、猫に囲まれてた時を思い出しちゃうよ。
「可愛いね、モカ。」
私が褒めると、嬉しそうにみゃーと鳴くモカを見て思わず顔が綻んでしまう。
「うん!モカは可愛いよ!
でもお姉ちゃんも笑った顔、可愛いね!」
そんな私をじっと見つめて笑顔をみせる明里ちゃんの方が可愛いんですが。
でも、一応褒めてくれてるのでありがとうと返したらタイミングよく上原のお母さんが料理を運んできてくれた。
そしてモカは空気を読んで机から降り、どこかへ歩いていってしまう。



