そんな明里ちゃんはようやく須藤くんの方を見る。
すると須藤くんも上原と同じようにしゃがんでなるべく明里ちゃんと同じ目線になるようにしていた。
「明里、久しぶりだね。」
須藤くんはそう言って王子様のような笑顔を浮かべ、明里ちゃんの頭をぽんぽんした。
や、やばい……!
それは反則だよ須藤くん……!
見ているこっちまでドキドキしてしまった。
かっこよすぎる。
明里ちゃんは顔を真っ赤にして、須藤くんから目をそらしていた。
なんて可愛い子なんだ……!
須藤くんも須藤くんでずるい。
こんなの好きになっちゃうに決まってる……!
そしたら突然明里ちゃんが須藤くんに近づき、ぎゅっとしがみつく。
や、やばい……!
私にもしてほしい……!
そんな私に気づいたのか、上原がこっちを向いて[き、も、い]と口パクで言ってきた。
いや、だってこんなの荒ぶるに決まってるでしょ………!?



