そんな明里ちゃん、という上原の妹に対し兄である上原はしゃがみ込み、明里ちゃんの目を見て笑う。
「おー!
明里、そんなに楽しみにしてたのか。
可愛い奴め!」
だけど私はそんな上原を見て一瞬………
固まってしまった。
だって上原の笑顔は明らかに、よく見ている表の上原のものだったから。
どういうこと………?
あ、いや、上原もこんな可愛い妹がいたら溺愛してシスコンが発動してるのか。
と勝手に思い込み、無理矢理納得する私。
「ほら、明里の大好きな慎也が来てるのに挨拶しなくていいのか?」
上原は相変わらず、学校にいる時と同じ軽く明るい口調て話していたけど、それ以上に………
今の上原の言葉で頬を赤く染める明里ちゃんが可愛いすぎて、悶えてしまいそうになるのを堪える。



