「おい、聞いてんの?」
上原に聞かれ、ようやく言葉を返す。
「そ、そんなこと言われたって……!
夏帆もいるんだし……!
もしかして夏帆にも行くなって言うの?」
「いや、それは言わねぇ。」
「なんでよ!?
じゃあ私も行っていいじゃん!」
言わなきゃいいんでしょ、2人のこと。
「お前はダメだ。
俺らと深く関わってる時点でもう手遅れなんだよ。」
「逆に夏帆だけだったら2人の存在バレちゃうかもしれないよ?」
ていうか、バレちゃいけないのは上原だけじゃ………
須藤くんもダメなのはどうしてだろう。
「別に夏帆なら國崎にバレても構わないしそんな簡単にバレないだろ。
とにかくお前はダメだ。」
そ、そんな……!
でも、普通ならわかったと言いながらこっそり行ってしまえばいいのに
何故かこの2人にならバレてしまいそうな気がして、もう私は行くのを諦めようと思った。



