人気者の上原はいつも不機嫌





「やっぱり慎也だ!
久しぶり〜」


「なんで最近会ってくれないの〜?
寂しかったんだよ?」


女の人たちは簡単に私と須藤くんの間に入り、2人で須藤くんを挟む形になった。


その時に軽く押された私はもはや空気扱いですね、はい。


にしても女の人たちの声がやけに高い気がするのは気のせいかな?


地声が高いのだと思っておこう。


そんな女の人たちに対し、須藤くんは笑顔を崩さず話しているけど………


どこか怖いっていうか、冷たい感じがするけど2人は気づいていないようだ。



「もうそういうのはやめることにしたんだ。」


「えー!なんでよー!」
「そんなこと言わないで、また遊ぼうよ?」


ね?と言って須藤くんに迫る1人の女の人。


うわぁ、こういう時私ってどうすればいいんだろう。


帰るべきかな。


とりあえず周りを見るけど、幸い周りに同じ高校の生徒はいない。