店を出た後は、駅に向かう私たち。
なんか正直、沈黙が続いて気まずくなるかなって思ってたんだけどそんなことはなかったな。
少しだけ須藤くんのことも知れた気がするし………
何より楽しかったと思えた。
須藤くんはどう思ってたかわからないけど…………。
楽しんでくれたかな……?
だって私の行きたいところだったわけだし、気を遣わせちゃったかもしれない。
なんて、少し心配していたら………
「ねぇ、もしかして慎也……!?」
と、誰かが須藤くんの名前を呼んだ。
私と須藤くんは同時に振り向くと、そこには明らかに高校生ではなさそうな大人っぽい女性が2人私たちを見ていた。
メイクもしていたけど、綺麗な人たちだな………。
と、思っていたら2人は須藤くんに近づき、嬉しそうに顔を綻ばせていた。



