人気者の上原はいつも不機嫌




これはいいものが見れたかもしれない……!


って、何考えてんだ私。
変態みたいだ。


「みゃー。」


そんな私を不思議な目で見るかのように、一匹の猫が私を見ている。


それがまた可愛くて、思わず笑みがこぼれながらその猫を両手で持ち上げて腕で抱えた。


その猫は軽い方で、私でも持ち上げることができた。


腕で抱えたため、片手があいたから猫を撫でる。


癒される………。


やっぱり猫が飼いたい。


こんな甘えてくれるなんて、毎日幸せに満たされる気がする……!


なんて思ってたら突然、須藤くんの小さな笑い声が聞こえてきた。


だから私は須藤くんの方を向くと………


「いや、ごめん。
小野田さんがすこい幸せそうな顔してたから可愛くて。」


と言って、笑顔をこぼす須藤くん。


い、今可愛いって言った……!?


お世辞でも恥ずかしくて、つい顔があつくなってしまう。